宙に浮いたオブジェクト


たまに生えている葉っぱがくるくるとくるまっているのを見かけます。
それはオトシブミという虫が巻いたものです。
卵を産む時に、葉をくるくると丸めて卵をその中に落とすのが
落し文(恋文,密告,政治批判など直接手渡すのがはばかられるような内容の手紙をわざと気が付くように落としておいた)
に見立てられてその名前が付けられたそうです。

その葉はふ化して成虫になるまでの食料兼シェルターの役割を果たすのですが
とても機能としても素晴しいし、
葉をくるんで、その中に卵を産み落とすなんてドラマチックだなあ。

デザインを作る時に
「ここはどうしてこうしたのですか?」
という理由を説明することがあるのですが、
しっかりと理由のあるものは、
宙に浮いたアイデアを地に足のつくものに変えて
必然と綺麗に行くことが多いものです。

前回の記事のように「良さ」の話をするとしたら
必要なままに必然にそういう形が生まれたという背景がまた、
ものを綺麗にみせるのかもしれません。

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